マウスピース矯正は他の矯正方法と何が違う？メリットや注意点について

マウスピース矯正って知ってる？

マウスピース矯正と他の矯正はここが違う

矯正治療ではマウスピース矯正のほかにワイヤー矯正（ブラケット矯正）があります。
ワイヤー矯正には歯の表面に装置を取り付ける表側矯正と、歯の裏面に装置を貼り付ける裏側矯正（舌側矯正）、上顎を裏側矯正で下顎を表側矯正で行うハーフリンガル矯正の3種類があり、すべて固定式というところが特徴です。

ワイヤー矯正と比較したときのマウスピース矯正のメリットや特徴を以下で詳しくみていきましょう。

装置が透明で顔の印象が変わりにくい

取り外しが可能で食事やお手入れが楽

装置の取り外しが可能なので、食事やお手入れを今までどおり行えます。
装置をはめたまま食事をすると装置の変形や破損の恐れがありますので、かならず事前に外してください。また、装置の装着中は歯の表面に唾液が触れにくくなるため、唾液のもつ「殺菌作用」や「再石灰化作用（自然修復）」など予防に役立つ効果が得られにくくなります。
装置はしっかりお手入れをしてからはめるようにしましょう。

トラブルがおこりにくい

固定式のワイヤー矯正の場合、食事中の装置の脱離やワイヤーが変形するリスクがあります。
一方でマウスピース矯正は装置を事前に外せるため、食事中のトラブルが起こりません。装着したままの食事はトラブルの発生につながりますので、外すのを忘れないようにしましょう。

痛みを感じにくい

ワイヤー矯正の場合、1か月に1回歯科医師がワイヤーに力をかけて調整しますが、かかる圧が変わりやすく、その分痛みにも差がうまれやすいといえます。
マウスピース矯正で使用する装置は形は少しずつ異なりますが、歯が動く範囲は毎回ほとんど同じです。痛みに差がうまれにくいので安心して続けられるでしょう。

痛みの感じ方には個人差があります。マウスピース矯正でも全く痛みがないということはありませんので、その点は正しく理解しておきましょう。

当院ではマウスピース矯正の代名詞「インビザライン」を使用

①治療実績が多い

世界で2,000万人以上を超える治療実績があり、信頼度が高いメーカーです。
アメリカやカナダなど矯正先進国では、70%以上の歯科医院でインビザラインが導入されています。日本でも人気が高く、安心して治療を始められるのが特徴です。

②プランが豊富

インビザラインは歯並びの程度によって各プランが用意されており、患者様のお口に合った無駄のない治療が可能です。
取り扱っているプランは歯科医院によっても異なりますので、気になる方は事前にご確認ください。

③幅広い症例に対応可能

マウスピース矯正は基本的に「軽度」の歯並びのトラブルに対応できます。インビザラインは治療開始前に歯の動きをシミュレーションして治療計画を立案できるため、さまざまな症例に対応可能です。
矯正治療で欠かせない模型作製のための型取りには、一般的な粘土のような材料を使用する方法ではなく、歯の表面をなぞるだけで精度の高い歯型が採取できるスキャンタイプを活用しています。

④取り扱っている歯科医院が多い

人気の高いインビザラインは日本でも取り扱っている歯科医院が多く、急な転勤や引っ越しなどで転院する場合でも新たな通院先を見つけやすいのが大きなメリットです。
治療期間が長い矯正治療だからこそ、その点も十分に考慮して始めるといいでしょう。

まとめ

マウスピース矯正はワイヤー矯正にくらべて装置が人目につきにくく、脱離や変形といったトラブルがおこりにくいのが特徴です。食事やお手入れを今までどおり行える点や、インビザラインであれば取り扱っている歯科医院が多い点も大きなメリットといえるでしょう。

「できるだけ目立ちにくい装置で歯並びやかみ合わせを治したい」とお考えの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。患者様のお口の状態や生活スタイルをもとに、適切な治療法をご提案させていただきます。