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子供の歯並びが悪いのはなぜ?原因や予防法について

中崎町駅より徒歩3分の歯科、「タクマ歯科」です。

「子供の歯並びが悪くなりそう」「どんな癖が歯並びに影響するの?」
と気になっている親御さんはいらっしゃいませんか?
歯並びは幼少期の癖食事の種類によって大きく左右されます。
原因や予防法を正しく理解して美しい歯並びを目指しましょう。

こちらの記事では歯並びが悪くなる原因や代表的な症例、予防のポイントなどを注意点も含めてまとめました。お悩みの方はぜひご参考にしてください。

子供の歯並びが悪くなる原因とは

長期の指しゃぶり

指しゃぶりは成長過程で必要なものですが、長期間続くと歯並びに悪影響を及ぼすことが分かっています。
3歳以降まで続く場合は、前歯の傾斜が特徴である上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)のリスクが高まりますので、注意が必要です。

舌の間違った置き方や癖

舌は先端が上顎前歯の少し後ろあたりについている状態が正常です。
そのほかの部位に触れている場合や下顎全体に広がっている場合は歯並びに影響するため、正しい位置を意識して改善するようにしましょう。
また、舌を前に押し出す癖があると内側から圧がかかるため、上顎前突や下顎前突のリスクが高まりますので、その点にも注意が必要です。

偏った食生活や噛み方

食文化の変化により昔にくらべて顎が小さい方が増えてきました。
乳歯から永久歯へと生え変わる6~12歳は顎の成長期でもあり、柔らかいものばかりを食べていると顎の成長が不足し、永久歯が並ぶスペースがないことで歯の重なりや位置異常がみられる叢生のリスクが高くなります。
歯ごたえのある食材や食べ物を積極的に選ぶようにしてください。

頬杖やうつ伏せ寝

頬杖やうつ伏せ寝は下顎がズレるため、かみ合わせの崩れを引き起こします。
かみ合わせは歯並びと深い関係があるほか、強制的に下顎がずらされることで顎関節症のリスクも高まります。
頬杖は無意識にやる方も多いため、お子様がしているときは声かけをしてあげましょう。

乳歯の早期喪失や放置

乳歯は「噛む」という機能のほかに、永久歯が生えるときの道標としての役割ももっています。
虫歯や怪我などで生え変わりの時期よりも早く抜けてしまうと、歯並びが崩れるリスクが高まるので注意が必要です。
また、生え変わりの時期になっても乳歯が残っていると、永久歯が間違った方向に生えてしまいます。時期になっても乳歯にぐらつきが見られない場合は、歯の位置や状態に問題がないか歯科医院で確認しましょう。

悪い歯並びの代表例

上顎前突(出っ歯)

上顎の前歯が前方に傾斜している、または上顎全体が前方に出ている状態を指します。

中等度以上では唇の盛り上がりが見られ、ガミースマイル(笑ったときに上の歯ぐきが見える)の原因になるケースも珍しくありません。発音や滑舌が悪くなるリスクもあります。

前歯が傾斜している場合は「歯」に問題があるため、歯列矯正で改善が可能です。
上顎全体が前方にでている場合は問題が「骨格」にあるため、歯列矯正とは別で外科手術が必要になることがあります。

下顎前突(受け口)

下顎の前歯が前方に傾斜している、または下顎全体が前方に出ている状態を指します。

上顎前突と同じで中等度以上では唇の盛り上がりが見られるほか、発音や滑舌が悪くなるリスクもあります。

骨格に問題のある下顎前突は遺伝によるケースが多く、歯列矯正だけで治そうとすると返ってオトガイ(顎の先)の出っ張りが目立つことがあるため注意が必要です。

叢生(デコボコ)

歯の重なりや位置異常が見られる状態を指します。
歯と歯の間に段差ができやすく、その部位に虫歯ができるケースが少なくありません。
位置異常があることで歯列がギザギザに見えることもあります。

空隙歯列(すきっ歯)

歯と歯の間にすき間がある状態を指します。
すき間に汚れや食べ物が詰まりやすく、内側の空気がもれやすいことで発音や滑舌が悪くなる方も珍しくありません。
顎骨のサイズが大きすぎたり、歯のサイズが小さすぎたりすることが主な原因です。

乳歯の空隙歯列は正常ですので、治療は必要ありません。

過蓋咬合

奥歯で噛んだときに上顎が下顎を覆いすぎている状態を指します。

奥歯に過度な負担がかかるほか、下顎前歯の先端で上顎前歯の裏側の歯ぐきを傷つけることがあるため、注意が必要です。
奥歯の萌出不足や上顎と下顎のサイズのアンバランスが主な原因です。

交叉咬合

奥歯で噛んだときに下顎がズレてかみ合っている状態を指します。

顎骨の成長期に頬杖やうつ伏せ寝の癖があると交叉咬合のリスクが上がるので、早めの改善を心がけましょう。

歯並びが悪くならないためにはどうすればいい?

歯並びが悪くなる主な原因として「幼少期の口周りの癖」「乳歯の早期喪失」「遺伝」の3つが挙げられます。
遺伝による影響は予防が難しいですが、口周りの癖を改善したり乳歯の早期喪失リスクを抑えたりすることは可能です。
歯並びに影響しやすい癖は早めに改善して、乳歯のケアに力を入れましょう。成長期に歯ごたえのある食事を積極的に摂ることも、歯並びを悪くしない大きなポイントです。

まとめ

歯並びが悪くなる原因は複数存在し、場合によっては歯列矯正とは別で癖の改善が必要です。
お子様が将来歯並びで困らないよう、できるだけリスクを抑える工夫をしてあげましょう。
乳歯から永久歯に生え変わる時期は、小児矯正を始めるおすすめのタイミングでもあります。お困りの方はぜひ一度当院にご相談ください。